笑っちゃうくらい快晴の御嶽山に行ってきた

ツイッターで適当にまとめようかと思ったらちょっと長くなりそうだったのでこっちへ。

 

緊急事態宣言もようやく開けたので、木曽の御嶽山へ。

今回の参加者は、頬付さん、DG-Lawさんと自分の3名。

前日に開田高原の宿で一泊。前の日の夕方くらいには御嶽山は雲に包まれていて山容もよくわからないくらいだったのだけれど、翌日は一転して文字通り雲ひとつない青空が広がっていた。あそこにあった雲どこに消えたんだってレベル。

 

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宿の窓から見た御嶽山

俺は撮り鉄じゃなかったから伐らなかったけれども、撮り鉄だったら伐採していたかもしれない(撮り鉄風評被害)。

 

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このあたりは御嶽海の出身地でもあって、皆さん御嶽海を応援……というか暖かく見守っている感じがあった。

 

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御嶽山はロープウェイで2150mまで登れる。御嶽山自体の標高は3067mなので、残り917m。楽勝楽勝(フラグ)。

ロープウェイを降りた時点で既に相当眺めが良くて、この時点ですでにけっこう満足した。

3000m級の山と聞いて用心して着るものを厚くしていったらだいぶ暑かった。風があれば多少は涼しかったり寒かったりしたのかもしれないけれど、この日はほとんど風もなくて、行動中はわりと暑かった(さすがに日陰で休憩してたらちょっと寒かったけど)。

 

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紅葉はしているといえばしているレベル。頑張れば紅葉詐欺写真が撮れるかなといったところ。

 

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緊急事態で蟄居閉門していたせいもあってだいぶ体力も落ちているらしく、序盤ですでにかなり息切れを起こしている。自分はやはり山登りに向いていないのかもしれない。

 

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8合目の女人堂の山小屋を過ぎたところ。

女人堂はかつて御嶽山が女人禁制で登山できなかった時代に、女性が参拝して行った場所なのだそう。ん? つまりここはまだ御嶽の山ではない扱いで、ここまでは全然登山のうちに入ってないってこと?? ここまで来るのも結構わりとしんどかったんですが???

 

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女人堂を過ぎたあたりから、植生が変わってハイマツ帯になる。そこを越えれば森林限界

ハイマツ帯と森林限界の境は明確で、ハイマツは森林限界より上に出ようとしない代わりに森林限界の下ではわさわさ生い茂っている。現金というかなんというか。

乱立している石碑はお墓ではなくて、御嶽を信仰している人が、死後に神として御嶽に戻ってこられるように祈念して建てられた霊神碑というものらしい。なので厳密にはこれ全部神様なんだけど、最近はただの詣り墓みたいな扱いになってたりするという話も聞いた。よくわからない。

 

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ハイマツ帯を越えたあたり。

 

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岩場疲れたしんどいなのでなるべく手も使って登るようにして足への負担を減らす作戦。もう少し斜度がきつければ三点支持必須になって楽なんだけどなと思ったり。

3000m前後の場所なので、空気も薄くなってきているせいか、心肺機能くんが息してない感じでつらたん。

 

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てっぺん到着。

 

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手前が南アルプス。奥に富士山が見える。

 

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正面に見えるのが乗鞍岳、左側の水平線はどうやら日本海らしい。いやまさかそんな。

 

というわけで3000m級の高さというものを実感した御嶽山でした。

このあと一週間近く足が筋肉痛だった。運動不足だねえ。

おしまい。