最近見ているアニメと見ていたアニメ

 今期は本数が多くて、一通り目を通すだけでもだいぶ手間がかかった。面白そうな作品は多いけど、あいにく全部見るには時間が足りない。

 

見ているアニメ

『トロピカル~ジュ! プリキュア

 最近の出色はやっぱりクルルン誤射事件回。前半の鏡をめぐる会話と夢の場面が劇場版品質で恐ろしい。TV版でかける映像じゃないわこんなの。戦闘シーンでは定番の場面の切り口を変えた演出が目立つ。復活したサンシャインがウルトラマン的な登場をしたのは笑った。

 今年の映画は天災に遇った人を悼む話。あまりにも悲痛でハートキャッチオーケストラさんが空気を読むレベル。

 見終わった後に、今年はあれから丁度10年だしパプリカの花言葉は君を忘れないだったなって思ったり。10歳未満の子にとってはまだ生まれていない大昔の話なんだなあとも思う。

 なんとなく状況が分かってくると一人戴冠式のもの悲しさがいや増す。ラメールと王女の対話の場面で顔のアップが切り替わるシーンが良かった。

 両親が健在なのにシャロンがあの若さで戴冠して女王になる予定だったということは、シャンティアは院政でもやってたんだろうか。一芸入試みたいな国民選抜基準からしてもシャロン実務能力はまだまだこれからという感じもするし。

 設定や見どころを詰め込み過ぎて破綻寸前だった前回の映画と比較すると、登場人物や設定を極力シンプルにした余裕がある作りだった。やっぱり映画版はこれくらいシンプルにしたほうがいいと思うな。

 

『ミュークルドリーミーみっくす!』

 アッキーの所業がさすがに邪悪すぎたからか、初恋ナーフで調整が入って物語が程よくカオスに戻ってきた感じ。

 

シンカリオンZ』

 父親に闇落ちフラグを立てられるだけ立てられてしまったアブトが、悪役の尖兵にされたかと思いきや、同時に救世主として慕われてしまって、なんだか∀のロランみたいな立ち位置になってきた。

 

最果てのパラディン

 ダイの大冒険のヒュンケル幼少時代みたいなスタート。何となく先が気になるので見てみる。

 

ルパン三世 PART6』

 まだちょっと、海のものとも山のものとも判断がつかない。

 0話の次元回はもう少しこう、どうにかならなかったのか。辻脚本回のほうが次元の見せ場が際立っていたぞ。

 

デジモンゴーストゲーム』

 学校の怪談寄りの女神転生ソウルハッカーズあたり)って感じがする。コンゴトモヨロシク。悪い怪物をやっつけておしまいじゃなくて、諭して和解するような結末になるのいいな。

 OPのノリが良くて好き。

 

『ワッチャプリマジ』

 序盤はまだ人物紹介といった感じ。頭身が上がってプリティーリズムのころに近くなった。あの頭身で女児アニメギャグをやると狂気度が高くなるな。

 脚本に坪田文が入っていて、レインボーライブっぽい作品になりそうな気配がする。

 ゲームのほうの筐体更新したってことは最低3年間はこの設定を踏襲してやっていくつもりなんだろうな。

 

鬼滅の刃 無限列車編』

 1話、煉獄さんにおいしいもの食べさせて、かっこいいところを描いて、お父さんとの思い出も作ってあげようというアニメスタッフの優しさがにじみ出ている話だった。

 

『やくならマグカップも 二番窯』

 2話、次回予告のラストが何故かアステカイザーのOPの歌詞だったんで、1話の予告もなにかの歌詞だったのかなと思ったらプリパラ1期2クール目のOP(i☆Risのミラクルパラダイス)の冒頭じゃん。

 プリパラは中の人の3/4が出てる。アステカイザーはやくもと同じく?実写とアニメのハイブリッド作品。ということで今後もやくもと何らかの共通点がある歌詞を引っ張ってくるのかも(いやアステカイザーの時点で既にだいぶ強引だが?)

 2期は実写パートがちゃんとやきものの話をしているので、ちょっとだけ見るようになった。

 

『takt op. Destiny』

 「ニューヨークへ行きたいか!」アメリカ横断ウルトラバトル。

 名目上、近未来のアメリカが舞台ということになってるわりには、出てくるのは「古き良きアメリカ」ばかり。主人公たちの車がクラシックなアメ車なら、途中のレストランはダイナーだし、お祭りのポスターはカントリー風。コーン畑で働くトラックはフォードのFシリーズっぽい車だ。

 見てるとアメリカを描きたいっていうのがすごく伝わってきて最高なんだけど、戦闘周りの設定がやや退屈で、それはソシャゲの宣伝アニメとしてどうなんだという気もする。ソシャゲ宣伝を口実にアメリカ観光アニメを作りたかっただけでは。

 運命はあんまりアメリカっぽくないけど、ショットガンが得物のタイタンはわりとアメリカっぽかったな。

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Car Mechanic Simulator 2021 のフォードのF-100っぽい車

 

古見さんは、コミュ症です。

 OPで「猫に会いに行きませんか」と歌ったあとのCM枠でしかるねこが流れるのが毎回ちょっと面白い。会いに来たぞ。

 1話の完成度が高すぎる。緩急とメリハリの効いた映像が、しっとりと心情を吐露する場面とドタバタギャグをきれいにつなげて両立させてて見事。あの漫画からこういうアニメが出てくるとは予想外だった。あと、改めて原作は正統派のサンデーギャグ漫画だなあとも思った。実にいいものを見た。とはいえ、あの原作をこんなアニメにしちゃうのはやっぱり相当強引な力技だと思う。

 

『サクガン』

 設定だけでめちゃくちゃ楽しいのでこの世界設定でゲームやりたい。1話冒頭のパイルバンカーが超かっこいいのに旅には連れて行ってもらえないみたいで残念。

 とはいえ今の所、楽しい世界設定がうまく使えてないような気がするのでちょっと先行きが不安。複座式ロボットが好きなので見続けるとは思うけど。もっとメイドインアビスを見習って地下世界の自然環境を観光させてほしい。

 

『ヴィジュアルプリズン』

 こういうずっと歌ってばっかりなアニメわりと好きかもって再放送ムテキングの最初の方見てて思った。ストーリーとかはどうでもいいのでずっと歌っててほしい。

 登場人物みんな男のはずだけど、ちょいちょいかわいいキャラがいてかわいい。



 見ていたアニメ

『魔入りました!入間君2』

 安定して楽しかった。3期もやるようなので期待したい。

 

『はめふら2期』

 結局の所、短編を並べて劇場版へのつなぎとした微妙に盛り上がらない2期だった。

 そんな中でも8話の花を使ったというか花まみれの演出はすごかった。画面から花が溢れている。キャラクターよりも背景の花々に目を奪われる。久々になんかとんでもないものを見ているなという感じがした。ちょっとアニメの赤毛のアンっぽい雰囲気があったかも。

 演出の人の名前を覚えておこうと思う。

 

『まちカドまぞく(再放送)』

 面白かったけど、なんか常に腹7分目くらいのところで終わってしまうようなところがあって、もう少し進んだ展開が見たいという気もしないでもなかった。

 

『ムテキング(セレクション)』

 初期の頃のストーリースッカスカでみんながみんな歌ってばっかりの展開が結構楽しかった。

 

『マギアレコード2期』

 前半はやさぐれやちよさんを愛でるアニメで、後半は暴走マミさんを見守るアニメだったような気がするが、結局何一つ謎も問題も解決しないまま、やたらとカッコイイ戦闘シーンとともに状況だけが前に進んでいっているな?

 マギウスの子は「怒りを訴えるために生まれた」、「もう誰も許さない」と言う。それはもはや姿かたちが魔法少女なだけの魔女ではないか。

 

ラブライブ スーパースター』

 どう見ても2クール構成でスロースタートな話の作り方だったので1クール目の最終回が節目としても弱い感じ。恋が微妙にキャラ同士の関係性の中から浮いてる感じがするのが気になった。あと恋の中の人はもうちょっと演技頑張ろう。2期は2年の春からの話っぽいから、新入部員とかも入ってきて9人体制になるのかも。

 物語自体はあんまりぱっとしないなあというのが率直な感想。可可のキャラクターの持つ熱意に引っ張られて最後まで見たようなところがある。ラブライブ恒例(らしい)の助っ人外国人枠で中の人も外国の人なのは初めてなのかな? 最初の頃は可可の中の人のことを知らなくて、東アジア訛りの日本語がやたら上手い人だなと思っていた。

 

 

保留しているアニメ

『MUTEKING』

 オーロラのライブをフルで見たい&ムテキングにそろそろ新曲を……って感想なのでやっぱりだいたいプリティーシリーズの新作だったし、混ぜてみても実際違和感がない。

 相変わらずというかなんというかストーリーがスカスカなのでわざわざ見なくてもいいかなとも思うけど、なんだかんだで結構好きなので一応保留。

 

無職転生

 苦手なタイプのエロに耐えながらわざわざ見る価値はあるのだろうかと考えてしまって一旦保留。

 

『月とライカと吸血鬼』

 面白いだろうと思うので、もしかしたら途中で他のと入れかえて見るかも。それにしても今期やたらと吸血鬼が多いな。

 

コードギアス

 未履修なので見ておきたい気もするが余裕がない。それにしても今期やたらとロボットもの多いな。