プリティーリズムレインボーライブ見たよって話

激しいアニメだった。

キングオブプリズムSSSがTVで放送されるのと、おそらく今年のプリチャンのゲストとしてなる店長が出てくるだろうという予想からそれらの予習も含めて見たわけだけれど、嵐のようなアニメだった。

序盤からヤスリで黒板を磨くようなギスギスした展開の連続で、見ているこっちのメンタルがガリガリ削られていくので、最初の1クール目で3回くらい挫折した。

メインキャラクターの女の子6人のうち、主人公チームのなるとあん、それにライバルチームのおとはあたりはまあ一応女児アニメっぽいキャラクター(いやそもそも女児アニメっぽさってなんだ?)なんだけど、残りの3人がいろいろと家庭事情の業を背負ってるせいでぐんにゃりと性格がねじ曲がっている家庭事情組で、女児アニメ組に対して家庭事情組が必要以上にきつい当たり方をするという厳しい展開。お前らそれただの八つ当たりじゃないのかと。特に1クール目は家庭事情組の家庭事情があんまり詳らかにされないので見ている側としては彼女たちの行動がひたすら理不尽で不快なものにしか映らず、それをただ耐えるしかない。いやーつらい。

つらいつらい序盤を乗り越えると、少しずつ家庭事情組にも変化が現れて、女児アニメ組と和解を果たし、やがてはそれぞれの家庭事情を解決していくので、序盤を乗り越えればそれなりに安心して見られる。

まあ、それ以外にもサブキャラクターとして男子3人(内訳は家庭事情2人、男児アニメ1人)のごたごたや、プリズムショー運営側の人々の確執なんかもあったりして、徹頭徹尾人間関係って難しいねってアニメだったんだけど、見てて気づいたのは、これってプリパラ2期とわりと共通点や似ている部分が多いということ。むしろ、プリパラ2期はレインボーライブを元にしてレインボーライブとは別の解を求めようとした作品だったのではないかと思うようになった。

プリパラ2期がレインボーライブから直接影響を受けたと考えられる主な要素は次の5つ。

  • あろまとわかな
  • ふわりとおとは
  • 地下パラとプリズムストーン
  • セレパラとエーデルローズ
  • ひびきさまとべる、ヒロ、法月仁

順に見ていくと、まず、あろまとわかなはそれぞれ悪魔や猫といった(やや意地悪な性格の)役割を演じることで内気な本心を隠して他者と関係を構築しているという点で共通している(ついでに誕生日も6/6と6/5で1日違い)。両者とも親友との絶交と和解というエピソードを持っているのだけれど、その際に自分と親友が一緒に描かれた絵または一緒に写った写真を自分で破いて捨てることで絶交を意思を表明し、親友が破かれた絵または写真を探し出すことで和解につながるという共通点もある。

ふわりとおとはは両者ともに性格が度を越して斜め上にファンタジー。かつひびきさまやべるといったストーリーの中心となる悪役をサポートする役割をもっているという点で共通している。

地下パラ対セレパラの構図はプリズムストーン対エーデルローズから。これに気づいたのは終盤でプリズムショーの最中にすっ転ぶプリズムストーンのなるの姿が地下パラでデビューライブをしたときのガァルルの姿そのものだったことから。なるもガァルルもお互いにショーやライブに最も不向きな状態だったにもかかわらず、諦めずに最後までやり通す姿を見せることで観客の共感を得た。地下パラやプリズムストーンの目指すライブやショーが必ずしも芸術性や競技性を求めるものではないのに対して、セレパラやエーデルローズは純粋に芸術性や競技性を目的としてライブやショーをしているという点でそれぞれ共通している。

最後にひびきさまとべる、ヒロ、法月仁。プリパラ2期がレインボーライブの焼き直しとも取られかねないような要素を並べて話を作ったのは、全てはひびきさまというキャラクターを描くことで、法月仁(に相当するキャラクター)を救済しようとしたためなのではないかと思う。レインボーライブにおいて、その歪みの原因を視聴者が共感できる形できちんと解き明かされず、贖罪や救済の機会が与えられなかったのは法月仁だけなので(まあそのおかげで続編のキングオブプリズムからSSSに至るまで愛すべき悪役として活躍しているわけでもあるのだけれど)。

レインボーライブにおいて法月仁はラスボスになり損なったキャラクターである。彼は主人公たちとは世代と性別を異にするために直接対決できず、さらにはジュネのもたらした世界の危機によって物語の中心に居続けることもできず、中途半端な状態で物語の外に放り出されてしまった。そこで、法月仁にべるやヒロの要素を混ぜて彼の世代と性別を主人公たちと直接対決できる程度には近しいものにし、なおかつ彼自身に世界の危機を引き起こさせることで最後まで物語の中心に据えたものがプリパラ2期だったのかもしれない。

ひびきさまのイガイガムシは最後はガァルルが引き受けた。ガァルルはセレパラと地下パラの関係から考えると、レインボーライブの主人公のなるに相当する役割を持ったキャラクターなので、プリパラ2期をレインボーライブの別解としてみると、最後はなるが仁の歪みを全力で受け止めたことになるのかなあと思ったりもする。

まあ、プリパラとレインボーライブしか見てないで考えたものなので、レインボーライブ自体もオーロラドリームやディアマイフューチャーを参照している麺があるのかもしれないけれど。

実はあじみ先生に相当するキャラクターがレインボーライブにいないかと思って探したんだけど、プリパラ2期の新キャラのうち、あれだけは該当するものがないみたいだった。

 

そういえばキンプリのおかげで「オバレの結成まででいいからレインボーライブを見て」という言い回しを覚えた。

プリパラ未見の人はエヴァーゴールド結成まででいいからプリパラを見てください。

 

おまけ、四谷信金は宝くじ売り場になっていた。

両神山行った話

 坂本から両神山を経て日向大谷まで歩いたけど、久々にしんどかった。主に精神的に。

 今回の標準コースタイムは約7時間半。なので、下山があまり遅くならないように、西武秩父駅から7時に出るバスに乗って8時15分にスタート地点である坂本バス停につくようにしたい。そのためには池袋から5時に出る電車に乗ればいいのだけれど、ここで問題が一つ。自分の部屋から池袋に朝の5時までに着く公共交通機関がない。

 というわけで、今回は埼玉の実家に泊まって、朝一で最寄り駅まで送ってもらい、そこから秩父へ向かうことにした。

 

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GPSのログ。今回、GPSが荒ぶってたのであんまり参考にならない。

 

 坂本から八丁峠までの坂本ルートは、かつてはたしかに道だったのだろうけど、今はほんとに道なんだろうかってくらいの道。沢沿いをずっと歩いていくのだけれど、大雨が降るたびにあちこち土砂崩れしているみたいで、もとの道がほとんど残ってない。さらにそのせいで歩く人もほとんどいないので、どこが道なのかとても判りにくいという凄まじいルートだった。案内板も半分以上倒れているし、頼りになるのは道しるべとして残されたピンクテープと、持ってきた地図とコンパスのみ。頼みのピンクテープ先輩も所々で力尽きて地に落ちていた。飯能アルプスでコンパスの練習しといてよかった。

 八丁峠から東岳までの間の八丁尾根は、断崖絶壁落ちたら死って感じの鎖場をひたすら登り降りする岩尾根なのだけれど、そこを登ってる最中に段々と雲行きが怪しくなっていって、遠くには雷の音も聞こえるし、小雨はぱらついてくるしでめちゃめちゃこわかった。もしここで大雨になった場合、下手に移動したら濡れた岩場で滑って墜落死だし、留まった場合は雨に体温を奪われて、暗くなって身動きも取れなくなって低体温症で死だろうなあとかずっと考えてた。

 幸い雨は小雨のまますぐに止んだけど、ああいう場合に備えた対処もちゃんと考えないとかなあ。レインウェアだけ持ってても大雨で身動きが取れないような場合には仕様がないし。

 後で他の人が登山したブログなんかも見てみたら、八丁尾根で雨に振られるのはわりとよくあることらしい。さらには積雪期にあそこを登るような人もいるらしいので、雨が降ってもわりとどうにかなるものなのかも。とはいえやっぱり怖いもんは怖い。

 まあそれを抜きにしても鎖場ラッシュ(30ヶ所くらいあったらしい)は体力的にも結構ハードで、一度は登ってる途中に足がつってしまってどうしようかと思った。登りきってすぐに薬飲んだので事なきを得たけど(足がつるのには芍薬甘草湯って薬がきくと聞いて、最近は山に行く時には常に持っていってる)。最後の方は疲れてきて、気を抜くと集中力が切れそうだったので「気を抜いたら死ぬぞ」「さんてんしじさんてんしじさんてんしじ」と念じながらどうにか気合で登りきった。

 東岳から先、両神山頂を経て日向大谷の登山口まではだいたい土に木が生えた普通の山だったので、普通の素晴らしさに感謝の思いを抱きつつ下山した。

 時間に余裕があれば山頂でラーメンとか作って食べたいところだったんだけど、山頂についた時点でコースタイムから1時間半くらい遅れていたので、今回の食事は途中でサラミソーセージをおかずに羊羹を食べるだけに省略。下りの行程で巻き返しを図ってどうにかコースタイムから1時間遅れの8時間半でゴールできた。

 普通の山だと休憩込みでコースタイムちょうどくらいのペースなんだけど、登山ガチ勢の多いルートだと、そもそもコースタイムの基準が高かったりして、なかなかコースタイム通りに登るというのが難しくなってくる。

 でもまあ、筋力と体力がないから上りはぱっとしないけど、ダウンヒルなら負けないぜ(自慢にならない)。

 

秩父駅で坂本ゆきのバス待ち。思えばこの時点ですでに雲行きが怪しかった。

 

8:15、坂本バス停到着。バスの運転手さんが気を利かせて二子山の登山口の方にバスをつけてくれた。けどゴメンね、今日はそっちじゃないんだ。

 

坂本コース登山口。一部不明箇所とは一体。

 

坂本コースの看板はだいたいみんな死んでた。

 

道標のピンクテープもよく死んでた。

 

坂本コースは基本的に沢沿いの道。道はわからないけど遭難することはまずない。

 

 左手の斜面はおそらくかつて登山道だったところ。

 

どこもかしこも多かれ少なかれ土砂崩れの跡がある。むしろなぜここを安定した登山道にできると思った?

 

砂防ダムその1。

 

砂防ダムその2。

 

砂防ダムその3。

現在でもこれだけあちこち土砂崩れしているということは、砂防ダムができる以前の様子は推して知るべしである。

 

正面が両神山。U字状にえぐれてるところをこれから降りたり登ったりする。

 

11:40八丁峠。坂本コースでさんざん道に迷ったので、この時点ですでに予定より40分以上遅れてる。

 

八丁峠から先は岩がちな尾根道。

 

眺めはいいけど天気がだんだん不穏になってくる。

 

鎖場ラッシュの始まり。

 

最初は全部の鎖場の写真を撮ろうと思ってたけど、途中で飽きた。

 

12:25行蔵峠。このへんの地名は何故か地図に載ってないんだよな。

 

 

進んでも進んでも鎖。

 

12:37西岳。このころには遠雷が聞こえてた気がする。

 

  

あとから写真で見ると結構な崖だったりするんだけど、登ってる最中はそんなことを気にしてる余裕はないので、わりとスイスイ登れる。

 

龍頭(りょうかみ)神社奥宮。ここから麓の里宮までの間には、尾ノ内沢ルートというのがあるらしい。龍頭神社では両神山のことを八日見(ようかみ)山と呼ぶそうな。

これとは別に両神神社もちゃんとある。

両神山、信仰の山過ぎて神社が混線してる感が無きにしもあらず。

 

ここは鎖を無視して岩の上にまたがって四つん這いで進むほうが楽だった。

 

山梨県方面の眺め。

 

休日だったせいもあって、人は結構たくさんいた。

このあたり、雨もポツポツしてきて気持ちも大分焦ってきたせいで写真が少ない。

 

14:00東岳。まだ東岳かーと思っていたのだけれど……、

 

東岳からは土の山で鎖場もほとんど無い。実家のような安心感で歩ける。

 

 

てことで、14:40に山頂到着。コースタイムをもとにした予定では13:20ごろには山頂につく事になってたので、ざっと1:20の遅れ。

 

山頂の眺め。雲の動きが速い。

 

晴れ間も覗いてきた、かなぁ?

 

東岳までと比べると格段にかわいい鎖場。

 

 

 

両神神社。ここは神様も存在を試される山。

 

登山者へのホスピタリティを感じる。

 

テント場もある立派な山小屋、清滝小屋。こんなに立派なのに管理人不在で避難小屋としてしか使われていない。

 

清滝小屋から先はこんな感じの道が延々と続く。楽だけど単調でちょっと飽きる。意外なことにこの道で足滑らせて落ちて死んだ人が何人か居るらしい。

 

17:00過ぎに日向大谷登山口到着。16:00着の予定だったので、1時間の遅れ。

 

帰りのバス。めちゃめちゃ混んでた。

 

 

飯能アルプスを歩いたはなし

 天覧山から伊豆ヶ岳に至るまでの飯能アルプスを3回に分けて歩いたのでそのときのはなし。

 

1回目:天覧山から天覚山まで

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 飯能アルプスとかぶっちゃけ丘だし、飯能駅から子の権現まで歩くのだって余裕っしょくらいの気持ちで行ったのが去年の夏。一回目の飯能アルプスだった。

 まあ、心意気はともかくとしても、行ったのが8月下旬というのがまずかった。ヤマノススメの2期でひなたたちが夏休み中で無限に時間があるにもかかわらず、不自然なほどに地元の山を避けていた理由がわかりますか? そう、夏の埼玉はクソみたいに暑いのです。

 結果として暑さにやられて途中で2回くらい死んで、なんとか天覚山まではたどり着いたものの、そこでリタイヤという結果になった。

 これの前の二子山でも、この後に登った雲取山でも暑さでバテてたので、この時期はわりと本気で自分は登山に向いてないんじゃないかと悩んでいた。

 雲取を登ってる途中辺りで、どうも自分がバテるのは汗をかきやすい体質なのに水ばかり飲んでいるせいではないかと気づいて、それ以降、行動中は意識的にスポーツドリンクを飲むようにしたらあまりバテることがなくなった。

 一応このときは目的として、真夏になるべく疲れないように歩く方法を探るってのと、バーナー買ったのでそれを使ってみるというのがあったので、そのへんはそれなりに達成できた気がするから(今になって考えれば)良かったのかなあとも思う。

 

例のごとく飯能駅からスタート。

 

日常に忍び寄るアイマスの手。

 

ついでなのですずきの前を通って、

 

天覚山から登り始める。

 

とうのす(なぜかとうのすでは変換できない)山についたのが9時過ぎくらい。この時点で30℃。多峯主山を降りる途中あたりで一回バテた。

 

多峯主山山頂の眺め。西武は山を切り開いて街を作ってきたんだなあという気持ちになる。

 

飯能アルプス、ゴルフ場の脇とか民家の脇とか通っていくので、ハイキングという感じでもないし登山という感じでもあんまりない。

 

ねんがんのカレーめん。

 

なんとか天覚山まではたどり着くも、体力的に無理だったので、今回はここで撤退。子の権現は遠かった。

 

天覚山の山頂のすぐ下はちょっとした広場になっている。昔は神社があったのだとか。

 

帰りの駅でユガテってなんだろうをやってきた。

 

2回目:伊豆ヶ岳から子の権現まで

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 1月に、どっか行きたいけど適当に近場でちゃちゃっと登れる山でもないかなと思って色々見てて、ここならまあ雪が積もってたりすることもないだろうし子の権現巡礼にもなるし丁度いいかってことで行ってみたルート。

 伊豆ヶ岳にハードでロックな岩登りルート(非推奨ルート)があって思いの外楽しめる登山だった。

 登ったのがぎりぎり初詣シーズンだったのもあって、子の権現で鐘を撞く参拝者が多く、登山中にも時折鐘の音が聞こえてきた。ゴール地点を音で知る登山というのもなかなか珍しい体験だったと思う。

 

この日は正丸駅からスタート。正丸という駅名は近くの正丸峠からつけられたもの。一説には、昔、正丸という人が母親を背負って峠越えをしたことから正丸峠というらしい。

 

登山道入り口。

 

前回と違ってわりあいちゃんと山なので、そこそこ眺めはいい。

 

みんな無視してどんどん進んでたけど、一応非推奨ルートになってる鎖場。

 

まあ自分も登るわけだけど。ここは二子山より怖かった。

 

登りきると流石に眺めがいい。

 

鎖場からちょっと進むとでかい岩があって道が途切れているのだけれど、実はこの岩が道で、よじ登るのが正解(あとから来た人に教えてもらった)。

 

肝心の伊豆ヶ岳そのものはそんなに眺めが良くない。

 

うなぎ(龍神)を食べてはいけない。

 

天目指峠は登山道と一般道が交差しているのだけれど、ここには立派な記念碑があって、当時は重要な道路だったことを忍ばせる。

 

子の権現へ向かう並木道。埼玉県なので当然階段は崩落している。

 

子の権現。自転車で参拝に来ている人が結構いた。

 

例のわらじとか下駄とか。

 

裏手からの眺めがいい。条件が良ければスカイツリーも見えるとか。

 

3回目:天覚山から子の権現まで

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 2月の中旬に行ってきた。このルートを最後に回したのはいくつか理由があって、一つにはあんまり歩いて面白そうじゃないなっていうのと、もう一つには国土地理院の地図にルートの記載がなかったので、なんとなくちゃんと行けるのかどうか半信半疑だったっていうのがある。ルートの記載がないってことは、あんまり道が整備されてないということも考えられるので、行くとしたらある程度準備して、地図とコンパスの使い方の練習がてらに行く感じになるかなって。

 ところで、一人で山登ってるときに、自分とほぼ同じペースだけどちょっとだけ遅い人とかグループとかがいたりすると緊張しませんか? 私は緊張します。追い抜いた直後になにか取り出したりする用があってでザックをおろして小休止している間に抜き返されたり、それをあとからまた追い抜いたりするの、なんか微妙に気まずくて苦手。競争してるわけじゃないんだけど競争っぽくなっちゃうし。(自意識過剰)

 この日は気温は結構高めで、歩き出してしばらくしてからフリースとセーターを脱いだのだけれど、風もかなりあったので、歩いている間はともかく、立ち止まると一気に冷える感じだった。ウインドブレーカー代わりにカッパを着ていって正解だった。

 そういえば去年高尾山や武甲山行ったときはまだ普通の靴で歩いてたんで、最後のほうは足の裏がめちゃめちゃ痛くなってたんだけど、今の登山靴にしてからは足が痛くなるってことがなくなったなあってことを不意に思ったりした。普通の靴だと6時間以上歩くと結構足がしんどかったような記憶があるけど、登山靴だと6時間程度ではまだまだ余裕でガンガン歩ける感じがある。

 

東吾野からスタート。

 

とりあえず天覚山から。

 

だいたいこんな感じの道が延々と続く。

 

芸術点が高い。

 

この看板が見えてきたら道を間違えたという証拠なので引き返しましょう(このまま直進して思いっきり迷った)。

 

さっきの発破の看板は石灰をとってる鉱山のもの。

 

いい加減歩くのも飽きたなと思ったあたりで唐突に子の権現の駐車場に出てゴール。

 

余談:ここなちゃんかわいいよね

 

 最近は山に行くときは地理院地図を印刷したものを持って、スマホにヤマップの地図を入れて行くことにしている。ヤマップではヤマノススメとコラボして巡礼マップを提供しているので今回はそれを利用した。地理院地図のほうは1月の上旬に印刷した時点では飯能アルプスは道として記載されていなかったので、ヤマップの地図を参考に自分で赤ペンでルートを描いていった。

 ところが、後日改めて地理院地図を見てみると、今度は飯能アルプスのルートがちゃんと地図に記載されていた。いつ更新されたんだろうと思って更新記録を調べてみたら、1/24にビッグデータをもとにした修正がされていたという次第。

mag.yamap.com

 そもそもヤマップは事前にDLした地図とスマホGPSを利用してオフラインでも自分の位置や軌跡がわかるようになるアプリで、この軌跡のデータがビッグデータとして国土地理院に提供されている。

mag.yamap.com

www.gsi.go.jp

ヤマップの中の人はここなちゃん推し。

つまり、

ここなちゃんが可愛い

ここなちゃん推しなヤマップがヤマノススメとコラボする

ここなちゃんを崇拝する登山者が大挙して巡礼ルートを巡る

ここなちゃん巡礼路がビッグデータとして国土地理院に渡される


ここなちゃんの可愛さが地理院地図に記載される

ということ。

 

 

あけましておめでとうございます

 昨年は山に登ろうという目標を漠然と掲げたら、思った以上にあちこち行けたので、今年もそれなりに山に登りたい。

 まずは筑波山。ロープウェイの夜間運行が2/24までらしいので、できればそれまでに一回行きたい。

 去年は武甲、三峰を始めとして、秩父地方をだいぶ登ったので、今年は久々に両神にも行ってみようと思う。その後は群馬方面を開拓したいけど、車がないとなんだかんだで結構アクセスの難しいところが多いのが課題。

 去年の夏は血迷って低山に登ってしまってひどい目にあったので、夏はおとなしく高い山に行く。せっかくなので富士山に一度行ってみるつもり。あと南アルプスのどこかに登ってみたい。

 あと、自転車が全然乗れてなかったので、少しまた自転車の方も乗るようにしようと思う。これは実家に行くときにでも。

 今年はハイクが3月で終わってしまうので、インターネットでの身の振り方を少し考えないといけない。ハイク、限界集落的な規模感ではてブの楽屋みたいな使い方ができてわりと好きだったんだけど、ツイッターに全面移行をせざるを得ないのかなあ。

 今年もよろしくおねがいします。

プリパラのはなし

 最初に、この文章はほぼ記憶のみで書いているので、勘違いしているところや記憶違いのところがあるかも。

 

 新年なのでなんか書き物したい気分。

 前々から書きたいと思ってたプリパラについてなにか書きたいけど、プリパラ好きすぎて何を書いたらいいのかさっぱりわからない。

 とりあえず好きなキャラを思いつくままに挙げてみると、めが姉ぇ、ガァルル、レオナ。ほかにはジュリィ、みちるとか、そのあたり。カップル単位ではレオそふぃ、アサみち、ガァラしゅうが好き。

 みちるは顔と髪型が最高に好み。男プリスピンオフ作ってその中でアサヒと付き合ってほしい。ストーリー的には35話が最高すぎた。「みちるならばできると信じてひたすら待ち続けたミーチル」という要素の追加によって、これまでのミーチルのギャグっぽい行動のすべてが泣き要素に変換されるという、もうこれが最終回でいいんじゃないかなというレベル。

 みちるは、あろまのこじらせた自我の犠牲者でもあったけれど、最終的にはあろまを現実につなぎ留める良きメンターへと成長を遂げたキャラだと思う。ガァララを諭したガァルルといい、あろまを叱ったみちるといい、あろまの周りのキャラはママ力が高すぎる。

 ジュリィはおっきくなってもらぁらのことをママって呼ぶのがいいよね。

 他のキャラでは、めが姉ぇ、ガァルル、レオナの三人は、みんながアイドルになれるはずのプリパラにおいても本来アイドルになれない存在であること、それにも関わらずアイドルになりたいという強い望みをもち、結果としてアイドルとして舞台に立ったというところで共通していると思う。

 なんか今書いてて初めて自分がこの三人を好きな理由がなんとなくわかった気がする。この三人についてもう少し書きたい。

 

めが姉ぇのはなし


 まず、めが姉ぇ。最初は親切な受付のお姉さんかと思わせておいて、物語が進むにつれてだんだんと視聴者を不気味の谷へと突き落とすシステムの代理人。筐体で唯一、一枚のトモチケでいくらでも呼び出せる量産キャラ。歩く中国語の部屋綾波レイに豊かなコミュニケーション能力を与えて感情を抜いた感じのキャラクター。一匹見かけたら千匹はいる、プリパラのエージェントスミス。BLAME!で言えばセーフガード。メガネが本体。

 彼女(達)はプリパラのシステムが乗っ取られてセレパラに書き換えられたときに、一緒に書き換えられて黒めが姉ぇになったりもしたのだけれど、そのときにまさかのアイドルデビューを果たした。

 このときのメイキングドラマで増えていくめが姉ぇが最高なんだけど、ライブで歌うめが姉ぇを客席からサイリウムを振って応援するめが姉ぇ達もめっちゃ楽しそうで好き。

 歌の中でめが姉ぇは、システムである自分がアイドルとして歌うことの喜びを歌い、説明のできない様々な感情について歌い、心や愛を持ちたいという夢を歌った。この歌の歌詞を読んだとき、はじめてめが姉ぇにも感情と呼べるものがあったのかもしれないと気付かされた。

 ちょっと余談。めが姉ぇのブランドはプリズムストーンだけど、これってもともとコスモさんの着ているものの流用だから、サイリウムチェンジ後がわりとセクシーな格好なんだよね。悪くはないけどめが姉ぇっぽくもうちょいかっちりした感じのサイリウムコーデも見たかった気がする。

 めが姉ぇが歌った前後のストーリーでは、めが姉ぇがセレパラのシステムの執行者としてわりと血も涙もない冷血マシーンぶりを発揮していた(いつものことと言えばいつものことだけど)だけに、この歌の歌詞とのギャップは激しかった。

 プリパラのセレパラへの書き換えはかなり強引に行われたため、後にはプリパラのシステムそのものが崩壊の危機に直面するのだけれど、もしかしたらめが姉ぇが微かに抱いていたアイドルへの夢は、エラーまみれで壊れかけたセレパラでなければ実現できなかったものなのかもしれない。むしろめが姉ぇ自身が崩壊しかかったシステムの状況を積極的に利用してアイドルデビューした可能性さえある(ひびき様があえてめが姉ぇをアイドルとしてステージに上げる理由は無いから)。そう考えると、めが姉ぇはガァルルやレオナ以上に困難な状況からアイドルにデビューしたとも言える。ひびき様プリパラ壊してくれてありがとう。

 というかそもそもプリパラは人間の女の子以外のシステム由来の存在に対して厳しすぎる。お前は数値海岸かってレベル。アイドルをスカウトできなかったマスコットは強制的に墓場送りにされるわ、ディアスポラの孤児のように自然発生したボーカルドールは友達作った時点でフリーズするわ、システムを管理してるはずの女神さえシステムに違反すれば容赦なく消去させられそうになるわ、夜勤専門で万年単位でワンオペさせられる精霊(あまりの待遇の酷さに職場放棄した)はいるわで、あまりにも人間中心の設計すぎる。

 まあ、めが姉ぇに関してはメカ姉ぇという前例を見る限り、引退後にわりとフリーダムな生活が約束されてそうな気もするのだけれど。

 それはそれとして、セレパラ後のめが姉ぇはわりと積極的にシステムの隙間をついてアイドルのために便宜を図るようになった気がする。以前の四角四面な態度から比べると融通がきくようになった感じがするし、ただのシステムだっためが姉ぇに少し人格らしきものが生まれつつあるようにも見える。好き。トライアングルの結成に手を貸したり、ちあ子の夢の実現のためにゴザを貸したりするような姿は、以前ならば想像しにくかったと思う(2期のそふぃの神アイドルチャレンジライブのときはできるかどうか確認取りに行ってたし)(らぁらたちに通行人のPOPを貸しちゃうようなお茶目な面もあったけど)。

 特にアイドルタイムになってからのパパラ宿のめが姉ぇは感情という概念を理解しつつある人工知能っぽさがあって最高に好き。マイドリーム結成のときなんかチーム名が決まっていないことに対して戸惑うというすごく人間らしい反応を返していたし、アイドルタイム終盤のめが姉ぇにはもう完全に人格が発生していた気がする。個人的には人格の発生しためが姉ぇの協力無くしてはパパラ宿のプリパラの復興は成し遂げられなかったと思うんですよね(強弁)。

 長門有希その他で人格の発生したAIとか感情の薄いキャラクターとかが好きだった自分としては、めが姉ぇは必然的に好きにならざるを得ないキャラクターであった(AIのアイデンティティー確立って意味では一期のファルルも好き。おねむのファルルに魅了された人たちの気持ちも分かる)。

 

ガァルルのはなし


 次、ガァルル。ガァルルはプリパラでうまく行かなかった女の子たちの思いが集まって自然発生した、いわば生まれつき最もアイドルに向いていないキャラクター。

 ガァルルがすごいのは、2期の最後でひびきのイガイガを飲み込んでしまうところだと思う。もともとイガイガのせいで歌もダンスも全然だったガァルルが、曲がりなりにもアイドルとしてデビューできるくらいにまで成長したあとで、再びイガイガを引き受けようとするその覚悟は相当のものだと思う。その代償として、ガァルルはこれまで成長してきた姿を失い、最初のころの小さな姿に戻ってしまったわけだけど。

 なぜガァルルはそんなことをしようとしたのだろう。イガイガはプリパラに発生したシステムの歪みのようなもの。ひびきのイガイガはセレパラをシステムの異物としてプリパラが排除しようとした結果生まれたものだ。

 ひびきがセレパラを作ったのは、一つには自分の理想のプリパラを作るため、もう一つには嘘にまみれた人間の世界から離れてボーカルドールに転生するためだった。

 セレパラの崩壊によってひびきの望みはいずれも絶たれた。セレパラの残骸でもあるあのイガイガはひびきの挫折の象徴とも呼べるものなのだ。

 こうしてみると、ひびきのイガイガが生まれた経緯はガァルルが生まれた経緯と非常に近しいことがわかる。ひびきのイガイガを飲み込もうとしたとき、ガァルルは自らの存在理由をプリパラで挫折した女の子の悲しみを受け止めることに見出したのかもしれない。

 何も持たないけれども人間関係にめぐまれたガァルルと、あらゆるものを持っていたがために却って上っ面の人間関係しか築いてこれなかったひびきというのもわりと対象的なキャラクター配置だったなあと思う。

 2期って、セレパラ成立あたりまでは何をやっても怪盗ジーニアスに御破産にされちゃう徒労感が強くてわりと苦手な話だったのと、ひびきの悲劇も今ひとつ共感しきれないところがあって、通り一遍な見方しかしてなかったけど、いずれそのうちちゃんと見直したいと思う。

 

レオナのはなし


 レオナについて、まずレオナは見た目も性格も女の子のようだけれども実際は男性のキャラクター。プリパラ内ではほぼ女の子と同じように過ごしているけれども、プリパラの外の現実世界では男性として生活しようと努めているフシがある。(レオナはプリパラ内ではいつもスカートを履いているけれど、プリパラの外ではズボンしか履かないという設定がある。)(性的指向についてはめが兄ぃに好意を持っているらしい様子が描写される一方で、そふぃとの仲もまんざらではなさそうなので、わりと中性寄りなのかもしれない。)

 本来プリパラは女の子専用の空間なのだけれど、それにもかかわらず、おそらくはプリパラに対する思いの強さによってプリパラへの入場許可証であるプリチケがプリパラのシステムによって与えられ、プリパラの中で女の子のアイドルたちに混じってアイドルとして活動を続けている。

 ちょっと余談。女の子にプリチケが届くのは初潮が来たタイミングであるという説があるけれど、仮にその説に従うとレオナにプリチケが届いたのは精通後ってことになる。プリチケが届いた直後からヒゲが伸び始め、声も変わりはじめるというのはアイデンティティがいろいろクライシスすぎるのではないだろうか(別アニメだけど、リリィなんかヒゲが生えてきたのがショックで死んじゃったくらいだし)。

 容姿に関しては、みあの例もあるのでプリパラの中では自分の理想の姿でいられるはずだけど、日々体が成長していくに従って、プリパラの中での自分の理想の姿と現実世界での自分の姿がどんどん乖離していくというのは、わりと恐ろしい事態だと思う。それこそ接続された女状態になりかねない。

 話を戻して、レオナの性格は、周囲に流されやすく一見すると優柔不断に見えるけれども、自分の信念に関わることについては頑として譲らない芯の強さを持っている。普段は姉の意見に唯々諾々と従っているけれど、本当に大事な場面では絶対に自分の意見を曲げることがない。

 レオナというキャラクターがいいのは本人が男なのに可愛いというギャップもあるけれど、それ以上にレオナの周囲の人々がレオナを自然に受け入れてくれているところだと思う。レオナの家族もそうだし、ソラミの三人やシオンも男であるという事実を知らされたときには驚きこそするものの、その後は以前と変わりなく接している。レオナは自らのジェンダーアイデンティティを自らに問わねばならないほどに性に関して追い詰められることはない。

 プリパラには(現実以上に)いろんな人がいて、いちいちツッコミを入れていたら追いつかないというのもあるし、プリパラ自体のアジール(聖域)的な性格がそうさせているのかもしれない。

 レオナ自身が自分のジェンダーアイデンティティにどう向き合っているかは劇中では描かれることが少なかった。ひびき様からどうして女性の格好をしているのかと問われた際に「あるがままです」と答えたのが唯一だろうと思う。

 またレオナは他のキャラクターに比べると性格的に他人との摩擦を避けようとするところがある。プリパラの外でスカートを履かないのも無用な摩擦を避けたいからかもしれない。ではレオナは自らのジェンダーについてどう考えているのだろうか。

 この点に関してはレオナの所属しているドレッシングパフェの歌にヒントがあるかもしれない。ドレッシングパフェは常に歌の中で「ドレスコードを破れ」「常識にとらわれるな」と歌い続けてきた。ドレッシングパフェはジェンダーや社会的規範といった「他人の考え」に縛られないチームだ(そういう意味ではドレッシングパフェのマネージャーがこれまでそふぃを雁字搦めにしてきたウサギなのは大いなる皮肉であるとも言えるかもしれない。まあ、ウサギはウサギなりにそふぃのために頑張ってきたという思いがあるのだろうけれど。)(あとドロシーはもう少し他人の考えを慮って行動したほうがいいと思うな。)

 ドレッシングパフェを通してみると、レオナも人がどう思おうと自分は自分であるという考え方を持っているのだろうということが見えてくる。ドレッシングパフェの面々は、おそらく自分たちがカテゴライズされることそれ自体を拒否するのではないかという気もする。レオナが「あるがまま」と語ったのにはそういった世の中の分類に関わりなく自分は自分の行きたいように生きるのだという意味が込められているのかもしれない。

 それはそれとして、自分がレオナについての描写において一番いいなと思うのは、最初にも書いたようにレオナ自身がその性別や装いについて無用な詮索を受けたりいじられたりしないで、そういうものとして受け入れられているところだ。

 自分は幼いころにわりとスカートとか人形とか、割合に女の子的なものや可愛いものに興味があったほうで、いやもしかしたらこれは自分だけじゃなくて男の子のうちの多くが大なり小なりそうなのかもしれないけれど、自分の場合は周囲から多少奇異の目で見られようともそういうものに興味があるというということをわりと自覚して行動してたほうだったように思う(というかそうでなくても普段からわりと変わった子だと思われてたけど)。ただ、それでも女の子的なものや可愛いものを好きで居続けるのはそれなりに大変だった気がする。

 まあうちは両親が男らしさとか女らしさとか全然言わない人だったんでそのへんは大分楽だったんだけど、知らず知らずのうちに刷り込まれたジェンダーロール的なものとの葛藤なんかもあって、可愛いものを好きでいるのはかっこわるいことなのではないかという思いもあったりした。

 こういう葛藤から逃れられるようになったのは、CCさくらのころに自分がオタクだと自覚して、オタクだから可愛いものが好きなのも当然だとある意味で開き直れるようになってからかもしれない。

 今まであんまり意識してなかったけど、そういう点では自分はわりとオタクという属性(と、さくらちゃん)に救われていた面があるのかも。少なくとも自分が女の子向けの番組を屈託なく見られるようになったのは、間違いなく自分がオタクであると自覚してからのことだし。

 自分はオタクだからいくつになってもアニメを見続けることも、女の子向けの可愛いものを好きでいることも全く自然なことだし、なによりも、好きなものを好きと言っていいんだっていうのは間違いなく救いだったと思う。

 で、話が大幅に脱線したけど、自分がレオナという存在を好きなのは、まったくなんの条件もなしに可愛いものを好きでいることが許されているし、自らが可愛い存在であることを許されているからかもしれない。

 自分の場合はオタクという前提をかませたうえで、自然に可愛いを受け入れられるようになったけど、できうるならばオタクになる前から無条件にかわいいを享受したかったし、そうすることが許されているレオナの存在自体が自分にとって一種の救いになっているところがあるのかもしれない。

 自分は虹色にのの夢のエピソード(ライダーや戦隊ヒーローが好きな女の子が好きなものを好きでなくなる話)はあまりピンとこなかったのだけれど、あれを性別反転したらめちゃくちゃ刺さりまくるんじゃないかという気がする。パックに夢を食われてプリキュアに興味をなくした男の子が、自分の好きを取り戻す話とか絶対泣く自信があるね。

 そういう意味で、本来女の子の世界には立ち入ることさえ許されないはずのレオナが、当たり前のようにプリパラでアイドルをやっているということ自体が自分にとっては一種の救いであったのかもしれないということ。そして、自分と同じように可愛いものが好きな男の子にとっても救いになっていたらいいなあと思ったりする。

 

おわりに

 

 最初はそんなに書くこともないだろうと思っていたのに、思いつくままに書いていたらなんかクソ長くなった上にどんどん収集がつかなくなって行ってしまってどうしたもんかと思った。レオナに対する感情が書いていくうちにひたすら重くなっていくし……。

 普段100文字しかものを書いていないので、100文字を超えると途端にあちこちにアラが出るなって感想。

 とりあえずプリパラ面白いのでまだ見たことない人はぜひ見ましょう。全部でたったの180話くらいなので不眠不休で4日間見続ければ完走できます。大丈夫、できるできるできる。

二子山に行ったときのこと

 

7月のこと、ゼルダで双子山のあたりをウロウロしてたら、そういえば昔途中でリタイヤした二子山があったっけな、と思いだしたのでリベンジするべく秩父にある二子山へ。

ちょうど梅雨もあけたばかりで絶好の登山日和……だと思っていた。

 

西武秩父駅から山の麓にある坂本バス停まで移動。

このバス停はだいたい二時間に一本くらいの割合でバスが来る。バスに乗りなれてくると、一時間に一本バスがあると大都会だと思える。

もう少しバスの本数が多ければ気軽に来れるんだけど、ここまで乗ってきた乗客の数は自分も含めて三人だけだったし、たぶん赤字路線なんだろうなあ……。

しまりんじゃないけど、こういうときはエンジンの付いた乗り物を導入したくなる(一応ゴールドペーパードライバー)(右と左を間違えて車道を逆走した経験あり)。

 

登山道に向けて歩き始めたところ。正面に見えるのがこれから登る二子山のたぶん西岳の方。

 

登山道に向かうための山道(まだ登山道じゃない)。

 

登山道入り口。

普段は面倒がってあんまり登山届出さないんだけど、二子山はそれなりに急峻な岩山なので、今日ばかりは死にたくないから登山届を出そうと決意していた。…………のだけれど、そもそも登山届を受け付けてくれるポストがなかった。

 

替わりにあったのがこれ。仕方ないのでカウンターをポチって山に入る。

今日の目標:死なないようにがんばる

 

メインとなる岩山まではなだらかな山道を沢沿いに進むことになる。沢沿いの山道はわりと好き。

 

今日のセーブポイント、又峠。ここから東西にある二つの岩山をよじ登ることになる。

この日は(というかこの月は)気温が高く、すでにしてわりと体力が削られていた。

まずは東岳へ。

 

こんな感じのとこから登り始める。

 

やたらと脚の長いクモみたいな虫がわりとあちこちにいた。ザトウムシというらしい。

 

この日一番身近に死を感じた場所。

 

人間って本来四本脚で移動する動物なのではないかと思いはじめる。

 

なんかの花。

 

天気が良く見晴らしはとてもいいが気温も高く、汗の量がヤバイ。体力がガリガリと削られる。

 

前の日に夜更かししてたせいもあってちょっといろいろ限界だったので、ここでしばらく昼寝。ちょうど岩の隙間で日陰になっていて、ハチが近くでぶんぶんいう音がうるさい以外は大変よい寝床であった。

あとになって考えると、汗をかきすぎたせいで少し脱水気味だったのかもしれない。水だけは大量に持っていったのだけれど、スポーツドリンクとかも持っていくべきだった。

 

そんなこんながありつつも、とりあえず東岳登頂。もともとあった看板が錆びきってなんだかわからなくなってる。

 

東岳から西岳を眺めるとこんな感じ。このときかなりバテ気味だったので、これからあれ登るのクソだりぃ、さっさと帰りたいという気持ちだった。

体力的にダメっぽかったら今日は東岳だけにして帰ろうかなと思っていた。

 

ところでこれは後になって気づいたんだけど、ヤマノススメの安全登山啓発ポスターのロケ地がちょうど東岳の山頂だったらしい。知らないうちに聖地を巡礼していた。

このポスター、よく読むと、防災ヘリは無料タクシーじゃないんだぞ今度から金取るからなっていうようなことが書いてある。

たぶん準備不足で山登って降りられなくなって防災ヘリ呼んだ人とかがいたんだろうなあ。

 

ひとまず又峠まで引き返して休憩。

 

西岳に登る人のためのしんせつな看板。

 

登山ルート。

上級者コースとか無理無理無理無理なのでおとなしく一般コース。

 

道の様子。一般コースの場合はそんなに危ない感じはなくて登り始めると拍子抜けするくらいあっという間に登れてしまった。

西岳上級コース>>>>>(越えられない壁)>>>>>東岳>>>西岳一般コース

くらいの難易度差かもしれない(いや上級コース見てないからあてずっぽうだけど)

 

てっぺん。

 

てっぺんの周りの様子。

 

登るところは一通り登ったのでちゃっちゃと帰る。

めちゃくちゃしんどかったけど、一応目的は達成できたので良かったことにしよう。

 

バス停に着いたのが15時半くらい。次のバスは約1時間後。この炎天下でバス待つの辛いなーと思っていたら、

 

とても立派な待合所があった。ホスピタリティを感じる。

 

夕方の気温が33度。このときはまあそんなもんかと思っていたけど、よく考えなくてもこの日はものすごく暑かったし、本来あんまり外で運動するのには向いてない日だったのではないかという気がする。

夏に山なんて登るもんじゃねーな。

おしまい。

 

 

 

 

……

………

…………

なお翌日は懲りずに関八州見晴台とかに行って死にそうになってた模様。

伊豆大島に行ったときのこと

 急に三原山の話が来たので。

 自分も去年の9月にチャリ担いで一泊二日で伊豆大島行ってチャリで島を一周して三原山登ってきたんですよ、というお話。

 

 持っていった荷物一式(収納時)

 

 持っていった荷物一式(展開時)

 

 行くときに乗った船。帰りは黄色い方の橘丸だった。一人で船に乗ってどっか行くのは初めてだったので、この時点ですでに小学生かな?ってレベルで超興奮してた。

 

 夜行便は船だー夜景だーと興奮してはしゃいでると睡眠時間が消滅するので程々にしないといけないですね(興奮しすぎてほとんど寝れなかった人)。

 

 朝の5時。ちょっと眠れたかなと思ったらもう港につく時間。

 この日は岡田(おかた)港という島の北側にある港についた(日によって到着する港が違うらしい)。ここから自転車を組み立てて島を時計回りに一周したわけですが、当初の予定では途中で動物園とかいろいろ見て回ろうとかそういうことを思っていたんですよ。でも伊豆大島って一周しても46kmくらいしかないので、自転車だといくら坂が多いといっても朝の5時から走ってりゃ10時までにはそれなりの距離はいっちゃうわけでして……。

 

 筆島。かつての火口が波の侵食で洗い流されて、火口にあった溶岩だけが残されたものだとか。

 

 波浮港。スタート地点の岡田港から見て島の反対側にある小さな港。海岸近くにあった火口を江戸時代に工事して海とつなげて港としたらしい。

 ここにはおいしいお寿司屋さんがあるという話だったのだけれど、何しろここについたのが朝8時台でな……。完全に時間の配分を間違えたわ。動物園? ああ、6時ごろに通過したわ……。

 

 地層切断面。バームクーヘンぽいということで伊豆大島がわりと推してる観光スポット。当初は崩落防止のためにコンクリで固めちゃう予定だったそうなんだけど、あけてみたら見事な地層なのでそのまま残すことにしたのだとか。

 火山博物館に行くと、この切断面を標本として剥ぎ取ったものが展示されている。

 人が関わらない観光スポットって、何時に行っても見られるから素晴らしいですよね。

 

 雰囲気がのどかすぎる火山博物館。

 ここについたのが10時過ぎくらい。島を4分の3週くらいしてようやく施設が開く時間になった……。

 バブルの頃に勢いで建てたはいいものの、その後の維持費に苦労してそうな感じの博物館。ただ、展示内容はかなりしっかりしてて、新しい情報もきちんと展示に取り入れている様子だった(かなり手作り感があったが)。

 たぶん一通り見て回るだけで専門書一冊分くらいの情報量はあったと思う。密度が濃かった。

 寝不足で朝っぱらから動き回ってたので、わりとふらふらしてて展示内容があんまり頭に入ってこなかったのが悔やまれる。

 

 火口をそのまま野球場にした場所。伊豆大島は火口ネタが多すぎて火口だった場所を見飽きるレベルだった。

 伊豆大島は自転車での観光を推しているのだけれど、全島これ山で坂しかない地形なので、ヒルクライムに自信がある人でもない限り自転車で回るのはおすすめしない。一応頑張って一周したけれど、途中かなりの部分を歩いた。

 坂はもうこりごり、と思ったあたりで一日目は終了。

 

 二日目はバスで三原山の登山口へ。チャリも積めるということだった(バスによっては積めないのもあるという話だった)ので持っていった。折りたたみはこういうときに便利。あんなとこ自転車で行けるわけないしね。

 

 と思っていたら登山口には自転車ラックが完備してるし、

 周辺には結構自転車がいるんだよな。昨日一日でヒイヒイ言ってた身としてはマジかよ以外の感想がない。本当に同じ人間なのだろうか。

 ちなみに赤い方のやつはバイクフライデーっていうやつで、完全オーダーメイドで20~40万円するという折り畳み自転車の中ではそれなりの高級車なんですよ。

 

 三原山は全体にアポカリプス感が漂っていて良かったですね。

 自分は登山口から火口回って温泉ホテルへ行き、そこから車道沿いに登山口へ戻るコースで歩きました。

 

 火口から温泉ホテルに戻るまでの道はすごい勢いで植生が回復しており、このあたりの風景を基準に三原山=木々がもっさもさ、という印象が自分の中に強く残ったのであった。(自分が行ったことのある山の写真を見せられて見事に外したことへの言い訳)

 

 二日目は三原山登山一本に絞ったのでわりと予定通りのスケジュールだったのだけれど、一日目は島一周するついでにいろいろ見て回んべというガバガバなスケジュールだったせいで観光という点ではかなり失敗した感があった。ただ、9月とはいえかなり日差しがきつかったので、日が昇りきってから動き出すとそれはそれできついものがあったかもしれない。

 帰宅して一番に思ったことは、「関東平野は自転車の天国! もう関東平野の外には自転車では出たくない! 坂は嫌!」だった。

 自転車は坂を登るための乗り物じゃないと思うんですよ!(なお半年後に山に登りながら、人間は坂を登るようには作られていないとか言い出す模様)