最近見ているアニメ

 年明けてぐだぐだしていたらもう2月も半ばになってしまった。

 

見ていたアニメ

『トロピカル~ジュ! プリキュア

 シリーズ後半は、変身バンクと必殺技バンクを入れてノルマ達成したらあとは好きなようにやるみたいな回が時々あって、そういう意味でも自由奔放なプリキュアだった。クリスマス商戦が終わって完全に自由になって以降はお正月も無視してやりたいストーリーをひたすら突き詰めていた感じがあった。それにしても終盤の展開はよかったですね。映画版でプリキュア・ハートキャッチ・オーケストラ出したの、今にして思えばトロピカルパラダイスに向けた伏線だったのかもしれない。

 去年のヒーリングっどプリキュアの敵役であるビョーゲンズが地球の生態系とは相容れない存在として生まれたのと同じように、トロピカル~ジュ!プリキュアの破壊の魔女やその部下たちも、基本的には地球を滅ぼすものとして生まれたはず。けれども、彼らは人と友達になったことで、本来の役割を果たすことにためらいを覚え、それを「あとまわし」にすることで迂遠ながら人間と共存する道を模索し続けていたり、あるいはそもそもやる気がないから本来の使命をおざなりにしか果たさず、結果的に人間と共存できてしまっていた。

 そういう意味で、ビョーゲンズと同根の悲劇性をサボタージュによって回避し続けるという、「あとまわし」の効用を一年かけて説くアニメだった。

 唯一、バトラーだけが職務に忠実でビョーゲンズに近しい存在だったといえるかもしれないけれど、彼は彼で私利私欲で動くタイプではなくて本当に真面目に職務を全うしようとしていただけに見える。

 とはいえ破滅の魔女は友人と対峙することを避けて長い年月を経た結果、会いたい相手が亡くなってしまったわけで、そこを踏まえた最終回は、時の流れによっていつかは別れが来るのなら、今友人と会うことが大事だという今を生きるお話だった。

 葬送のフリーレンとか破壊神マグちゃんとか、最近この手の寿命差ものがちょっと流行ってる気がする。

 

鬼滅の刃 遊郭編』

 みんな すごく ちちが でかい

 音柱、譜面が完成した以外はあんまり音っぽくないし、爆弾投げるところとくノ一連れてる以外はそんなにニンジャっぽくもないよなあと思ったり。むしろ三味線マスター善逸のほうが音柱っぽいのでは???

 蕨姫花魁、鬼になっても花魁としての仕事はちゃんとやってたんだよなあという気持ち。蕨姫花魁に惚れ込んで通い詰める若旦那とかを主人公に一本話が書けるのではないか。

 妓夫太郎、アニメになったらすごく間桐慎二っぽい。

 まとめて見てたら大正コソコソ噂話にまで食い込んでいたシリアス展開が最後の最後でどシリアス展開からお母さんの石頭の話になったところで緊張の糸が切れたのもあってバカみたいに大笑いしてしまった。



 見ているアニメ

『ミュークルドリーミーみっくす!』

 アクムーちゃんに人望がなさすぎて一周回ってかわいそうになってきた。あんな性格のアッキーがみんなに気にかけられているというのに。

 

シンカリオンZ』

 シンカリオンの頃に比べると敵役の悪い方にいまいち魅力が薄いのがちょっと微妙かなあと思う。カンナギとかもっと前に出して心情を打ち明けたりしても面白いと思うのだけれど。

 

『スローループ』

 きらら系の釣りアニメ。今期のCGDCT(Cute Girls Doing Cute Things)枠。

 きらら系のイメージからするとわりと重めなテーマを毎回正面から扱っててちょっと驚く。そういえば釣りバカ日誌のハマちゃんの子供の名前も鯉太郎だったっけなと鯉あらため恋ちゃんとその父親を見ながら思うなど。ハマちゃんも今や法皇だもんなあ。

 

『 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

 女囚モノなジョジョ6部。

 ジョジョは原作全部読んでるからわざわざアニメまで見なくていいかなという感じもあって、これまでのところ見たのは4部だけなのだけれど、今回は夢を叶えたファイルーズあいの勇姿を見届けたいなという気持ちと、6部は読んでてよくわかんないところが結構あったのでそのへんを確認したいというのがあってなんとなく見てる。

 そういえば中心となる3人の中の人はみんなプリキュアか。

 OPの3Dモデル徐倫がけっこうスマートでかっこいい。ストーンフリーお前胸があったのか。

 徐倫のパパは高校のころは度々警察のやっかいになったことがあるくらいの不良だから、娘が警察に捕まっても、若いころはそんなもんくらいに思ってそう。

 

『その着せ替え人形は恋をする』

 ひな人形職人を目指して修行中の子がそのスキルを生かしてコスプレ衣装を作るお話。異業種転生でもあるのだなと思ったり。

 女性作家の描くちょっと抜けたところのあるスパダリはわりと万人受けするキャラクターになりやすいんじゃないかなと思ったり。

 4話、コミュニケーション不足に加えてタスクを一人で抱え込みすぎた結果デスマーチに陥るという若さ故の過ちを描いた回だけれども、二人ともちゃんと自分の失敗に気づいて反省できてて、この子たち本当にいい子だなあと思う。部屋の荒れっぷりでデスマ具合を描写するの好き。

 買い物袋からストッキングチラ見せドッキリからのおじいちゃん退場コンボという物語の構成はRTAみがあって面白かった。

 5話、FGOみたいなキャラに元ネタがあるタイプの作品は元ネタの名前で呼ぶ限り差し障りがないという知見を得た。5話後半から6話前半にかけて電車の演出が印象的。

 

『明日ちゃんのセーラー服』

 画のフェチ度が高い以外はどういう話なのかいまいちつかみ所が無い感じがあったけれども、お話の基本構造としてはお嬢様学校に入った野生児という構図なのかも。木崎さんのツインテールが変。

 OP曲が気に入ってここ数日延々とYoutubeでループ再生している。アニメのOPEDの曲は初回放送と同日に音源が発売されるように法律で義務づけて欲しい。

 学校の立地とかいろいろ設定が謎だけど、そもそも中学で同学年の生徒が居ないレベルの過疎地域から徒歩で通える私立高校という時点でわりとファンタジーなので、ファンタジー作品なんだと思うことにした。おうちの形もファンタジックだし。

 5話、蝶回。秋山殿みたいな子が出てきた。昆虫の作画が異様にいい。止め絵に目を奪われがちだけど、飛んでいる蝶のアニメーションもかなり力が入ってる。

 6話、スローループ回。はじめて外で一緒にアウトドアするもの同士ってわりと装備に差が出がち。明日の家の建具の細かい傷と真新しい電化製品の対比が古い建物を補修しつつ暮らしている感じを良く表している。生活水準がそれなりに高そうなわりに雨漏りを直してないのはかえって不思議。直しても直しても次から次に修繕箇所が出てくるレベルの限界建築なのかもしれない。まあ、ファンタジーにつっこむだけ野暮なのかもしれないけれども。そういえば周辺の田んぼもあんまり区画整理してないな……。

 

『リーマンズクラブ』

 「社員寮完備、アットホームな職場です」な実業団バドミントンチームアニメ。1話にちゃんとOPがあって、OP見ればだいたいどんなアニメかわかるアニメは良いアニメだと思う。

 高卒でスポーツ選手としての能力を見込まれて実業団入りすると未成年から社会人なんだな当たり前だけど。スポーツ選手として社会人になって未成年の内に先がないとなると、その後の生活が大変そうな気もする。

 3話の20歳の誕生日の話はなんとなく漫画版パトレイバーの成人式のエピソードを思い出す。良くも悪くもノリが昭和っぽい。あ~るみたいな雰囲気の高校を出てパトレイバーみたいな雰囲気の職場に就職するの、かつての日本ではわりと一般的と思われていた風景なのかもなあと思ったり。

 とまあ昭和的職場アニメという意味ではパトレイバーに雰囲気が近いアニメではあるかも。

 

平家物語

 鎌倉殿と並べて見てる。こっちの清盛と後白河は玄田哲章千葉繁か。何か食ってるときのびわしんのすけっぽくてかわいい。それにしても悠木碧は悲しい物語で狂言回しをやらせるとガッツリはまるなあ。

 当時の音楽って雅楽も琵琶の平曲(平家物語とかを語るときの曲)もだいぶゆったりした音楽なので、今様も実際はもっとテンポのゆるい音楽だったんじゃないかなと千葉繁法皇の今様を聞くたびに思う。少なくともアニメの今様は神仏に奉納するにはちょっと向いてない気がする。

 4話、昔歌舞伎で見てよく分からなかった平家女護島はここの部分の話だったのか。

 5話、宇治橋での戦いだからあれやっぱりうまくなりたい橋か。ようやく鎌倉殿と話がつながった。

 

『デリシャスパーティ♡プリキュア

 1話。この先の展開が手に取るようにわかる坂、あまりにもわかりやすすぎて笑ってしまった。ローズマリー、裏切りそうな名前だ。衣装は3人それぞれ和服旗服洋服ベースのデザインなのね。

 OP見る限り幼なじみの男の子はタキシード仮面的な役回りに回ることになりそう? 

 四人目になりそうな子はジェントルー→英国→メシマズということかしら。

 そういえば主人公の名前ゆいなんだ……。こっちは炊飯器持ち歩いたり白昼夢に他人を巻き込んだりしないからだいぶ常識人だな。

 

 

保留しているアニメ

『ワッチャプリマジ』

 ちょっと忙しいのとあんまり合わない感じがしてるので一回保留

 

『プリンセスコネクト!Re:Dive Season2』

 同じく忙しいので一旦保留。